2015年03月23日

(アーカイブ)2013年7月  よりよい高齢社会づくりを目指す「菊リボン運動」の提案

 高齢化が進むわが国において、高齢社会をよりよくしようと頑張っている諸団体の1つ1つは、それぞれが素晴らしい活動を行っていると思います。しかし各団体の活動は、ややもすると当該団体の関係者の範囲に止まってしまっているのではないでしょうか。より広く一般の人々の認知と理解を得た活動、すなわち国民的運動にまで拡がっていないような気がします。したがって個々の団体の活動が、国民的運動にまで繋がるための仕掛けが必要ではないかと考えます。

 そこで提案ですが、毎年9月中旬頃から11月頃までを、全ての世代に優しい、明るく活力のある、「よりよい高齢社会づくり」を目指す運動の期間と定めます。ちなみに9月15日の「老人の日」から始まる「老人週間」、9月第3月曜日の「敬老の日」、10月1日の「国際高齢者デー」、長寿を願う重陽の節句(旧暦9月9日)などもこの期間に含まれます。

 その期間を、よりよい高齢社会づくりを目指す「菊リボン運動」シーズンと称し、高齢社会をよくするために活動する人々は、「菊リボン」(菊の模様をデザインしたリボン)を着用することにしてはどうでしょうか。

 つまり、この「菊リボン」を、単に高齢者だけではなく、若者世代も含め、高齢社会日本で暮らす全ての世代の人々が、「よりよい高齢社会づくり」について考え、行動するよう促し、その活動を応援するシンボルと位置づけることにします。

 結果として、少なくとも「菊リボン運動」シーズンの期間は、個々の団体の活動が国民的運動に結び付くのではないかと考える次第です。

2013年7月1日 日本シンクタンクアカデミー 理事長 岡本憲之
posted by 毎月コラム at 09:58| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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